ちゃっかり!節税

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もうすぐ決算、「黒字になりそうだ!?」
決算直前でも可能な節税術は?

計画的にしっかり節税を行うためには、早目に決算予想を行い、事前事前に節税対策を打つことがとても大切です。

それにもかかわらず、決算直前になって(経理を軽視して来た報いか?)

『まいったな! 黒字で、税金にかなり持って行かれそうだ!決算直前でも可能な節税術はないのかな?少しでもいいから節税になると有難いのだが・・・?』

わかりました。可能な節税術の一部を、そんなあなたへ公開しましょう。

もっと知りたい方は?

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決算直前でもできる節税術

決算直前でも可能な節税術の一部を公開しましょう。

なお、簡潔に表現するため、税法上の厳格な「適用要件」については触れていません。

また、節税術によっては「適用期限」が定められている場合があります。

実際の節税に当たっては当事務所までご相談下さい。それ以外は責任を負いかねます。

以下の質問に「はい」ならば、節税に使えます。

1.売却不可能な売れ残り商品をかかえていませんか?
廃棄して経費にすることができます。
2.売れ残りの季節商品で通常の値段では売れないようなものがありますか?
期末の評価損を経費にできます。
3.継続的な取引を停止後1年以上経過した得意先に対する売掛金がありますか?
1円を残し、残額を貸倒れとして経費にできます。
4.期末に売掛金、受取手形、貸付金、未収金などの売掛債権等がありますか?
売掛債権等の合計額のうち、一定額を貸倒引当金に繰り入れて経費にできます。
5.今期に取得した10万円以上30万円未満の固定資産で減価償却資産とされている物がありますか?
1つあたり10万円以上30万円未満の減価償却資産で事業の用に供されている物(年間合計300万円まで)は全額経費となります。
6.今期に取得した中古の減価償却資産はありますか?
減価償却費の計算の際、新品の耐用年数を使う必要はありません。中古資産としての耐用年数を使って減価償却費を計算しましょう。新品の場合より多額の経費を計上できます。
7.会議関連費が交際費の中に入っていますか?
会議に通常要する費用は金額のいかんに関わらず会議費として全額が経費になります。例えば、会議場の使用料や会議に伴う通常の飲食費等です。もちろん、ホテル、レストラン、喫茶店等で行う打ち合わせ等も会議費となります。なお、はじめから接待等を目的とした飲食費は会議費ではなく、交際費となります。
8.ひと月遅れの口座引き落としとなっている経費はありますか?
実際に引き落としになっていない場合でも、決算日前の分ならば、未払い計上して経費にできます。
9.固定資産税や償却資産税で支払期限が到来していないものはありますか?
まだ支払っていない場合でも未払い計上して経費にできます。
10.慰安のため花見、遠足、運動会、忘年会、新年会等を開きませんか?
全使用人へ参加の機会が与えられたものならば、経費となります。
11.地代、家賃、生命保険料、損害保険料、サーバーのレンタル料、プロバイダー料の支払がありますか?
年払い契約に変更し、1年分を支払えないか検討しましょう。全額を経費にできます。ただし、毎年、年払いを継続する必要があります。
12.事務用消耗品、作業用消耗品、包装材料、印刷物(名刺、封筒、伝票等)などで足りないものがありますか?
決算日までに購入しましょう。毎年おおむね一定数量を取得し経常的に使用するものは全額経費になります。クレジットカードや掛けで買うことにより支払を遅らせることも可能です。
13.棚卸資産の評価方法は最終仕入原価法ですか?
最終仕入原価法は、同じ商品ならば、期末に一番近い購入単価で棚卸資産の評価を行なう方法です。今期最後の仕入れの時、前回の仕入れの時より安く仕入れると、その棚卸資産の期末評価額が少なくなり、利益を減らすことができます。

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