助成金、奨励金を上手に活用して、会社の繁栄へ結び付けましょう。
独立開業を考えている方に頼もしい助成金ができました。「地域再生中小企業創業助成金」です。
(当サイトの「お知らせ」の「創業に頼もしい『助成金』!」を参照)その他の開業、法人設立、異業種進出、労働者の雇入れなど、活用できる助成金、奨励金の制度がいろいろとあります。
助成金のみならず、低利融資などの制度もいろいろあります。
ここでは、助成金の一例として、北海道に特有な「通年雇用奨励金」の一部について見てみましょう。
通年雇用奨励金とは、北海道、東北地方等気象条件の厳しい積雪寒冷地において、季節的業務に就く者を通年雇用した事業主に対して助成される助成金です。
(受給できる事業主)
- 雇用保険の適用事業主であること
- 積雪又は寒冷の度が特に高い地域として厚生労働大臣が指定する地域に所在する事業所において、厚生労働大臣が指定する業種に属する事業を行う事業主であること
- 季節労働者を対象期間(12月16日〜翌年3月15日までの間)中継続して雇用し、かつ、それ以後において少なくとも翌年度の12月15日まで継続して雇用することが見込まれること
(対象となる労働者)
- 第1回目の奨励金の申請の対象となる労働者の場合
当該年度の9月16日以前から雇用されていて、当該年度の1月31日に雇用保険の特例一時金の受給資格者を得ると見込まれる者 - 第2回目又は第3回目の奨励金の申請対象となっている労働者の場合
前年度に申請の対象となった労働者で、前年度の3月16日以後も継続して雇用される者
(助成金受給額)
- 初年度 対象労働者1人当たり1対象期間について支払った賃金の2/3(最高限度71万円)
- 2,3年目 対象労働者1人当たり1対象期間について支払った賃金の1/2(最高限度54万円)
例えば、初年度対象者が10名いたとすると、最高710万円の奨励金を受給できることになります。助成金や奨励金は返済不要ですから、すべてが会社の収益となります。その分だけ、人件費負担の減少を図ることが出来るわけです。大きな金額ですね。
このように、助成金等を上手に活用すると、会社の繁栄に結びつけることが出来ます。